岐阜 飛騨古川 薬草文化を学ぶワークショップ＋ウォーキングツアー

概要

岐阜県北部に位置する飛騨古川では、薬草を栽培する文化が人々の暮らしに欠かせない知恵として受け継がれています。薬草を使ったおいしいランチを食べ、ガイドとワークショップで日本の薬草について学び、自分だけのハーブティーを作りましょう。

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詳細

岐阜県の北部、飛騨地方にある飛騨古川は、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気の残る小さな町です。蔵や民家、舗装された道路など、昔ながらの街並みが点在しています。また、古くから伝わる文化や習慣が今も息づいています。そんな飛騨古川で薬草をテーマにしたウォーキングツアーに参加しながら、薬草栽培の文化に触れてみませんか？ 面積の約93%が森林という豊かな自然に恵まれた飛騨地方では、約250種類もの薬草が自生しています。薬である「漢方薬」や、体の不調な部分を集中的に治す目的で提供される料理である「薬膳料理」とは異なり、「薬草」は”治療”のためではなく”健康な体を維持するため”に暮らしの知恵として昔から受け継がれてきた食文化。主にお茶として飲まれるメナモミ・ウマブドウや、ふりかけ等として食べることもできるオオバコ・イノコヅチ、紫色の鮮やかな花の部分を粉末にして使う葛などが、現代でも飛騨の食生活の中に息づいています。 昔は、薬草の摂取方法といえば苦い薬草茶でしたが、今では飲みやすいようにブレンドしたり、料理の味付けを工夫したりと、活用方法も現代風にアレンジされています。飛騨古川の街にある薬草を取り扱う店舗では、薬草料理や蕎麦、コーヒー・紅茶、スイーツなど様々な形で薬草を楽しむことができます。 このツアーでは、様々なオプションを用意しております。昼食は、通常の薬草ランチ、または食材や料理がグレードアップしたランチをお選び頂けます。また、高山市と飛騨古川の往復送迎が付いたプランもございます。 飛騨古川に到着したら、ガイドと一緒に市内を散策しましょう。風情ある街並みを歩きながら、飛騨の薬草文化がいかに人々の暮らしに密着しているかを学びます。ガイドから薬草の話だけでなく、街の歴史や暮らしについての話を聞きながら、薬草を見つけるのも楽しみのひとつです。薬草に馴染みがない方は、雑草と勘違いしてしまうかもしれませんが、ガイドが薬草の見分け方を教えてくれます。 次に、薬草料理を楽しめるカフェ「蕪水亭 OHAKO」で美味しいランチを頂きます。そして、「ひだ森のめぐみ」でのワークショップでは、オリジナルの薬草ブレンド茶作りを体験します。このワークショップでは、日本での薬草の用途や効能、漢方薬との違いなど、薬草のすべてを学ぶことができます。 ツアー終了後は、飛騨古川を自由に散策してみてはいかがですか？日本酒や組紐のアクセサリー、手作り和ろうそくなど、お土産探しもぜひお楽しみください。