京都 金継ぎ 1日体験 予約<鹿田喜造漆店 / 老舗漆専門店>
概要
京都・四条河原町に店舗を構える「鹿田喜造漆店」は、慶応3年創業の老舗漆専門店です。
体験場所は、京都らしい路地奥に佇む、静かで落ち着いた空間。 特別な空間で、本物の漆を用いた金継体験を心ゆくまでお楽しみいただけます。
器はご用意しておりますので、手ぶらでお気軽にご参加いただけます。 お一人につき、割れた器とヒビの入った器の計2点を修復できるプランです。約2時間かけて金継ぎの工程をしっかり学べます。
途中、漆器でお飲み物をお出しします。 その間、漆器の魅力や、陶磁器・ガラスとはひと味違う特性についてご説明いたします。講義を聞きながら、漆器でのひとときをお楽しみください。 完成した器は、お土産として当日お持ち帰りいただけます。 初めての方や、細かな作業に自信がない方も、経験豊富な講師が丁寧に指導いたしますのでご安心ください。 (お子様と一緒に楽しめる内容なので、自由研究にもおすすめです!)
ハイライト
- 京都一の繁華街・四条河原町から徒歩4分、四条烏丸から徒歩7分とアクセス抜群!
- 長い歴史の中で受け継がれてきた日本の伝統技術を、実際に手を動かしながら体感できる貴重な時間です。
- 自分好みの器を選んで、金継ぎを体験しましょう!
- 体験の途中、漆ならではの手触りや温かみを感じながら、リラックスして漆器の魅力についてのお話を聞きましょう。
- 完成した器は特別な箱に梱包してお持ち帰りいただけます。
キーワード
注意事項
・本物の漆を使用します。手袋をしての作業となりますが、漆が皮膚に付着した場合カブレる可能性がございます。 ・お持ち帰り頂いた器は2~3週間後にご使用いただけます。 ・電子レンジ、食洗機、冷凍庫の使用、また長時間水に浸けたままにすることはお控えください。
予約 (4ステップ)
詳細
体験のながれ
1 漆について まずは、漆について学びましょう。
金継ぎではすべての工程に「漆」という素材が使われています。 金継ぎされた器は、金の美しい輝きがとても印象的ですが、実は金継ぎの本当の主役は、輝く金ではなく「漆」なのです。
漆の採取方法や精製の工程など、漆専門店ならではの深いお話をお楽しみください。
2 金継ぎする器選び 割れた器を1つ、ヒビが入った器を1つ、合計2つをお選びいただきます。
ぐいのみ、豆皿、珍味入れなど、さまざまな種類の器をご用意しています。形や大きさ、色も豊富なので、どれにしようか迷ってしまうかもしれません。お気に入りの器を見つけるのも、当店の金継ぎ体験の楽しいポイントです!
3 割れた器を接着 いよいよ作業開始です。ここがとても大事な工程です。
割れた部分をピタッとズレ無く接着するために、少しずつ慎重に調整していきます。 「この瞬間がたまらない!」という方も多く、じっくり集中しながら、器がぴったり合う感覚を楽しみましょう。
(※本来の金継ぎは、すべての工程に「漆」を用いますが、漆は乾燥に時間がかかるため、本体験では専用の樹脂を使用しながら、仕上げは漆で丁寧に行います。伝統技法を大切にしながら、気軽に金継ぎを体験できる内容です。)
4 接着面の掃除 仕上げに向けての大切なステップです。 接着した部分を、トクサ(天然のヤスリ)やデザインナイフを使って丁寧に整えていきます。
はみ出した接着剤を削り、表面がキレイなっていくのが目に見えてわかるので、とても気持ちいい瞬間です。夢中になって磨いてしまうかもしれません。
5 休憩 漆で仕上げられた素敵な器でお飲み物をお出しします。
漆器ならではの手触りや口当たりを感じながら、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。その間、漆器の魅力や特徴についてもご紹介いたします。
6 漆塗り いよいよ漆を使う工程に入ります! 先ほど整えた部分に、丁寧に漆を塗っていきましょう。
筆を滑らせながら、細く美しい線を描くこの作業は、まるでアートのようです。ワクワク・ドキドキしながら、はみ出さないように、ゆっくり集中して仕上げていきます。
7 粉蒔き いよいよ金継ぎの最も華やかな工程です。
漆を塗った上に、真鍮粉(金色)または錫粉(銀色)を蒔いて、美しく輝かせます。 どちらをお好きな粉をお選びください。器の色や形を考えながら、自分らしい仕上がりを楽しみましょう。粉を蒔いた瞬間、一気に器の表情が変わる感動の瞬間です!
8 器の梱包 ご自宅にお持ち帰りいただいた後は、2~3週間お待ち頂いたらご使用いただけます!自分で修復した器を使う日が待ち遠しいですね。